EMシステムズの電子カルテ「MAPs for CLINIC」の評判は?通信障害はある?|MEDISMA|診療に必要な機能をワンパッケージ

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EMシステムズの電子カルテ「MAPs for CLINIC」の評判は?通信障害はある?|MEDISMA|診療に必要な機能をワンパッケージ

EMシステムズの電子カルテ「MAPs for CLINIC」の評判は?通信障害はある?

笑顔で電子カルテを入力する医師

「クラウド型の電子カルテは便利そうだが、障害で止まったらどうしよう」

「結局、「MAPs for CLINIC」の実際の評判やサポート体制はどうなのだろう」

クリニックの開業やシステムの入れ替えを検討する中で、このような疑問を抱えていませんか。EMシステムズの電子カルテ「「MAPs for CLINIC」」は、多機能でレセコン一体型という利点がある一方で、ネット上の口コミでリアルな声も散見されます。

本記事では、導入したクリニックの口コミや評判をもとに、「MAPs for CLINIC」のメリットとデメリットを詳しく解説します。直感的にわかる使い方や、万が一の障害への対策、他社クラウドカルテとの比較まで網羅しています。自院にあう電子カルテ選びの参考にしてください。

EMシステムズの電子カルテ「MAPs for CLINIC」とは?

MAPs for CLINIC

出典:クラウド型電子カルテならMAPs for CLINIC|株式会社EMシステムズ

 

「MAPs for CLINIC」は、株式会社EMシステムズが提供するアプリ型のクラウド電子カルテです。初期費用の安さと高速動作、細かいカスタマイズ機能が標準搭載されている点が特徴です。

導入の前提知識として、以下の2つのポイントを押さえておきましょう。

  • 初期ライセンス0円からの料金プラン
  • アプリ型による高速動作とカスタマイズ性

1.初期ライセンス0円からの料金プラン

初期ライセンス費用が0円であり、導入のハードルが低く設定されています。ただし、システムを利用するためのPCや専用ルーターは用意または購入の必要があります。そのため、他社電子カルテからの乗り換えに適したプランといえるでしょう。

基本月額は20,000円(税別、1接続)からスタートできます。2接続目以降は1接続ごとに月額5,000円(税別)が追加されますが、受付回数やカルテ保存数などによる従量課金はありません。

また、他のクラウド電子カルテでは有料オプションとなることが多いWeb予約やWeb問診、レセコン、レセプトチェックソフトが標準装備されており、導入費用を抑えられます。

2.アプリ型による高速動作とカスタマイズ性

MAPs for CLINICは、ブラウザ型ではなく専用アプリケーションを採用しています。そのため、クラウド型でありながらオンプレミス型と同等レベルの細かいカスタマイズ設定が可能です。

例えば、医師やスタッフの診療スタイルに合わせて、画面レイアウトや文字色を自由に変更できます。カスタマイズによってスムーズな入力ができ、常に最新機能へアップデートされながらも、軽快なレスポンスで日々の診療の役に立ちます。

「MAPs for CLINIC」の良い評判や口コミ

老年の医師が気軽にタブレットでカルテ入力をしている様子

実際に「MAPs for CLINIC」を導入したクリニックからは、操作性の高さや対面でのサポート体制について、ポジティブな声が寄せられています。具体的には以下の3つです。

  • 直感的なUIとセット入力で使いやすい
  • 手厚いサポート体制と訪問対応で安心
  • 予約システムやWeb問診との連携が便利

1.直感的なUIとセット入力で使いやすい

MAPsの直感的なUIと入力を短縮する「セット入力」が使いやすいとの声が上がっています。

「カルテ入力に関しても自分の診療に沿ったセット登録が出来るので非常に楽です。」

出典:岡田医院 様(京都府)| MAPs for CLINIC

「使い始めた時はプレビュー表示がない方が、カルテ入力が早くなると感じていましたが、プレビュー表示があるおかげでセットを多く作成する必要がなく、セット項目を探す時間が削減されるため、結果としてスムーズにカルテ入力が行えています。」

出典:多くの患者対応を高機能のセットでスムーズに│MAPs for CLINIC

過去のカルテや検査結果を一画面でまとめて確認できるため、画面遷移のストレスが少ないという評判が多くみられます。直感的に操作できる洗練されたUIが、入力業務の効率化に貢献しています。

2.手厚いサポート体制と訪問対応で安心

全国37拠点からスタッフが直接訪問する手厚いサポート体制が、他社にはない特長として評価されています。クラウド型でありながら、対面でのきめ細やかなフォローが受けられる点が安心感につながっています。

「何よりもフォローアップがしっかりしている。他のシステムを導入した先生からは“導入しても全然相談に乗ってくれない”って話も聞きますけど、MAPsは全然違う。導入して良かったと思っています。」

出典:診療効率向上と誠実なサポートで導入に満足│MAPs for CLINIC

「商談時に小児科向けの内容を細かくデザインし、ご説明してくれたので導入イメージを持つことができましたし、商談時にそれらの点を細かく準備・説明してくれてとても誠意を感じ、MAPs for CLINICに決めました。」「商談時にご提案いただいた内容を元にカスタマイズした内容を使用する環境に事前に設定してくださいましたので、導入がスムーズでしたし開業後もとても助けていただきました。」

出典:担当者の誠実な対応と現地サポートによる安心感│ MAPs for CLINIC

導入時の丁寧なレクチャーや、稼働後もリアルタイムに疑問を解消できる体制が「誠実で安心できる」と高く評価されています。

3.予約システムやWeb問診との連携が便利

MAPs for CLINICは、予約システムやWeb問診とのシームレスな連携機能も高く評価されています。特に、スペースが限られた受付での導入しやすさや、感染症対策、待ち時間短縮の効果を実感する声が多く寄せられています。

「予約システムと一体になっているのがとても良いと思います。他の予約システムでは、その導入だけでパソコンを1台入れる必要があり、うちのような狭い受付では対応できませんでしたがこちらでは電子カルテ内で対応してくれます。」

出典:MAPs for CLINICの評判・口コミ|ITトレンド

「開業した時がコロナで大変な時期だったので、院内の密を防ぐために予約システムとWeb問診導入し、電子カルテと連携しましたがとても便利です。導入効果としては、院内の密を防ぐことができたことはもちろんですが、患者さんの待ち時間を短縮できる効果もあり、Web予約・Web問診は今の時代には必要だと思います。」

出典:担当者の誠実な対応と現地サポートによる安心感│MAPs for CLINIC

これらの口コミから、他社製品では機器の増設が必要なケースでもMAPsなら電子カルテ内で一体的に運用できることがわかります。院内の省スペース化を可能にしつつ、患者の待ち時間や受付スタッフの負担を削減できる点が大きなメリットです。

「MAPs for CLINIC」の懸念点|通信障害の実態と対策

通信障害を解消するために奮闘するメーカーの担当者

「MAPs for CLINIC」には、多機能なクラウドシステムゆえの懸念点もあります。実際の評判からわかる懸念点と対策をまとめました。

  • 通信障害によるシステム停止
  • 障害発生時のサポート窓口の混雑
  • 多機能ゆえの動作遅延やもたつき

1.通信障害によるシステム停止の不安

クラウド型電子カルテの弱点である、通信障害によるシステム停止への不安の声があります。

「とにかくよくアプリが落ちます。ただそうでなくてもどうしても、オンプレに比べ遅くなります。また電カルの遠隔地サーバーが回線パンクした場合(そのような回線パンクしないように作っておいてもらいたいところですが)、バックアップソフトはなくほぼ診療停止(受付、診療、会計すべて停止)に陥ります。」

出典:MAPs for CLINICの評判・口コミ|ITトレンド

クラウド型電子カルテの運用には、院内のネットワーク環境の安定性と万が一の際の代替手段の確保が必要不可欠です。

ただ、MAPs for CLINICでは、専用ルーターにより主回線に障害が起きても自動でLTE回線へ切り替わります。万が一すべての回線が遮断されても、10分以内に「ローカルカルテ」が復旧し、オフラインで過去カルテの参照や処方箋の発行が可能な充実したバックアップ体制が敷かれています。

通信障害が起きても、診療が継続できる対策が十分になされているといえるでしょう。

2.障害発生時のサポート窓口の混雑

大規模な障害が起きた際、対応の遅れに不安を感じる声もあります。

「サーバーの回線が弱いためすぐにアプリが落ちます。当然、全クリニックが電話するため、回線が落ちた際にサポートに電話するがほぼパンクしており繋がりません。」

出典:MAPs for CLINICの評判・口コミ|ITトレンド

システムダウンなどの緊急時には、ベンダーが迅速に対応できないと、診療を継続することが難しくなります。

EMシステムズでは、土日や祝日を含めた365日対応の障害専用サポート窓口が設置されていますが、つながりにくい時間帯もあるようです。

そのような場合は、全国37拠点からスタッフが現地へ駆けつけるフィールドサービスを活用することで緊急時にも対応可能でしょう。障害が起きた際にすぐに訪問サポートが受けられるよう、契約時に確認しておくことが大切です。

3.多機能ゆえの動作遅延やもたつき

機能が豊富である反面、環境によっては動作が重くなるというリアルな口コミがあります。

「動作遅延などがたまにあるので、安定稼働が第一ですね。そこをしっかりやってもらえると助かります。」

出典:診療効率向上と誠実なサポートで導入に満足│MAPs for CLINIC

「たまに動作が重い時があるので、安定性向上にも期待したい」

出典:電子カルテはサポートが重要。開業直前でも安心できた。│MAPs for CLINIC

PCの処理能力や運用時のシステム負荷が、動作スピードに直結しやすいことがわかります。

動作を安定させるためには、メーカーが推奨するスペック(IntelCorei5以上、メモリ16GB推奨など)を満たしたPCを自院で用意することが必要です。

また、アプリ型カルテの特性上、クラウド側での定期的なサーバー増強やアップデートにより、レスポンスは継続的に改善されています。

「MAPs for CLINIC」導入後の診療フロー|受付〜診察〜会計

待合室が空いているクリニックでスムーズに受付をしている女性患者

「MAPs for CLINIC」を導入することで、クリニックの業務フローがどのように変わるのかを業務に沿って解説します。

1.【受付】Web予約・問診と自動連携

受付業務に必要な情報が漏れなく確認できるよう、待ち時間の表示や色づけが可能です。表示項目のカスタマイズや順番変更もでき、自由度の高い機能で情報の見落としを防止します。

【受付画面表示の例】

MAPs for CLINICのカルテ操作画面

 

出典:受付一覧|MAPs for CLINIC

また、標準機能の予約システム「MAPsサキドリ」や外部システムと連携すると、患者がスマートフォンで入力したWeb予約や問診内容がカルテに自動的に反映されます。特に、診察中や会計時に受け付けてカルテに入力した予約情報は、アプリを通じて患者への通知もされます。

MAPs for CLINICと連携できるアプリ

出典:Web予約・問診機能(標準機能)|MAPs for CLINIC

2.【診察】過去カルテ参照と効率的な入力方法

MAPs for CLINICには、診察を効率化する以下の機能が備わっています。

  • 抽出サマリ
  • セット一括入力
  • 手書きモード機能
  • 診療科特化の支援機能
  • 検査システムとのシームレスな連携

抽出サマリ

特定の条件設定をしておくことで、患者の診療情報から該当カルテの抽出が可能です。例えば、「ロキソニン」を対象キーワードに設定すると、以下のように該当カルテが一目でわかるように表示されます。

出典:抽出サマリ|MAPs for CLINIC

過去の処置や投薬内容が一目で確認できるため、特定の慢性疾患(高血圧や糖尿病など)の数値の推移や過去に副作用が出た薬剤の履歴を一目で把握できます。

そのため、短い診察時間の中でも重複投薬や禁忌を見落とすリスクを減らし、安全かつ迅速な判断が可能になります。

セット一括入力

チェックボックスの選択だけで完了する「セット一括入力」を活用して、数クリックで診察記録が完結します。以下のように、「傷病名」「主訴・所見」「シェーマ図」「診療行為」の4つからセット入力が可能で、細かいセットの作成は必要ありません。

セット一括登録画面

出典:主訴・所見テンプレート|MAPs for CLINIC

入力の際に必要なセットを探す手間が省け、カルテ入力時間の短縮につながります。

手書きモード機能

ペンデバイスやマウスを用いた「手書きモード」機能により、患部写真やシェーマ図に直接アノテーションを書き込むことができ、視覚的な記録が容易です。タイピングモードと手書きモードはワンクリックで切り替え可能なため、タブレットと合わせた活用が可能です。

手書きカルテの操作画面

出典:手書きカルテ│MAPs for CLINIC

診療科特化の支援機能

小児科向けには、小児用量の自動計算機能が備わっています。さらに、小児の成長曲線の表示もあり、患者の成長や発達状況をすぐに確認できます。

【小児科向け用量の自動計算機能】

出典:小児用量/小児成長曲線の表示|MAPs for CLINIC

また、内科向けには、カルテ入力中に右クリックで定期処方登録が可能な機能も搭載されています。慢性疾患患者への処方もスムーズに実行可能です。

【内科向けの定期処方登録機能】

出典:定期処方入力|MAPs for CLINIC

整形外科向けには、リハビリ支援機能も充実しています。リハビリ用のコストを入力できるカルテ作成や実施計画書などの文書作成も可能です。

出典:リハビリ支援機能|MAPs for CLINIC

このように、多彩な診療科に合わせた豊富な機能が搭載されており、複数の科を標榜するクリニックでもスムーズな運用ができます。

検査システムとのシームレスな連携

全国80社以上の臨床検査センターへの電子依頼が可能であり、検査依頼用のPCの設置は必要ありません。また、外部機器との連携実績は100社以上であり、PACS(画像診断システム)とのビューワ起動連携で検査結果を同一時系列画面でスムーズに管理できます。

3.【会計】レセプトチェックと自動精算機連携

診察終了と同時に、標準搭載のレセプト点検エンジンが即座にレセプト点検を行い、算定漏れや病名不足を警告します。

【カルテ保存時の病名漏れチェック例】

レセプトチェック例

出典:レセプトチェック(標準機能)|MAPs for CLINIC

また、自動精算機やキャッシュレス決済サービス(チョキペイなど)と連動することで、患者自身でのセルフ会計が可能になり、スタッフの現金管理の負担を削減します。

「MAPs for CLINIC」と他社クラウド型電子カルテとの比較3選

「MAPs for CLINIC」と、よく比較される他社クラウド型電子カルテの特徴を表にまとめました。自院のニーズにあった製品を選ぶための参考にしてください。

製品名

強み・特徴

「MAPs for CLINIC」との違い

CLIUS(クリアス)

直感的なUIとAIオーダー推薦機能。MacやiPadといった多様な端末で動作する柔軟性が特徴。

MAPsは専用アプリによる高速動作と、全国37拠点の自社スタッフによる訪問サポートや休日の障害対応で差別化されています。

エムスリーデジカル

AI自動学習機能による入力時間削減や、非常に安価な導入費用でシェアを拡大。

MAPsはレセコンやWeb問診が追加費用なしで標準装備されており、LTE自動切り替えといった障害対策が備わっている点が強みです。

CLINICS(クリニクス)

専用アプリを用いたオンライン診療と、予約・問診・決済の一元化に特化。

MAPsも同様の一元化を可能にしつつ、長年の実績に基づく精緻なレセプトチェック機能や売掛管理機能など、事務現場に寄り添った機能が充実しています。

「MAPs for CLINIC」の導入前によくある3つの質問

Q.マニュアルやスタッフへの導入研修はある?

導入時には専任のインストラクターによる訪問レクチャーがあり、運用に合わせたセット内容の事前登録などを支援してくれます。

洗練されたUIのため直感的に操作できますが、稼働後も電話やリモートサポートでリアルタイムに対応してもらえるため安心です。

Q.推奨されるPCのスペックは?

「初期のハードウェアは自前で準備したい」というニーズに対応しており、推奨環境はWindows11Pro、IntelCorei5以上(第8世代以降)、メモリ8GB以上(16GB推奨)です。

電子カルテのメインシステムはWindows専用のアプリケーションとなるため、診察室のメイン機としてMacを使いたい場合やiPadのみでカルテ入力を完結させたいという用途にはあわない点にご注意ください(※患者向けのWeb問診アプリなどはスマートフォンやタブレットで動作します)。

Q.無料体験やデモは利用できる?

導入前に実際のレスポンスの速さや使用感を試せる30日間の無料体験版が用意されています。

また、オンラインでの無料デモも随時受け付けており、自院の診療フローにあった画面カスタマイズが可能かを事前に確認できます。

さらなる業務効率化にはAIクラークを活用

患者の目を見て診察をしている女性医師

EMシステムズの電子カルテ「MAPs for CLINIC」は、初期費用0円で手厚いサポートや障害への対策を備えたシステムです。

一方で、多機能ゆえにPCのスペックによっては動作の遅延がみられ、入力作業に時間がかかるというケースもあります。

カルテ入力の負担を根本から解決する効果的な方法として、ヒーローイノベーションが提供する「MEDISMAAIクラーク」もおすすめです。診察中の会話を録音するだけでAIが自動でSOAP形式のカルテ原案を作成するため、キーボード入力の手間が削減されます。

「MAPs for CLINIC」の安定したシステムとAIクラークを組み合わせることで、医師は患者の目を見てリアルタイムな対話に集中できます。まずは無料デモで、業務効率化を体感してください。

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投稿者プロフィール

原 拓也
原 拓也MEDISMA企画部 部長
医療機器メーカー営業としてキャリアをスタートした後、医療ITベンチャーにて生活習慣病向けPHRサービスのプロダクトマーケティング責任者をはじめ、メルプWEB問診の事業責任者を経験。その後、診療予約システムやクリニック専用の自動精算機・自動釣銭機の商品の企画・開発を手がけ、現在は「医療を便利にわかりやすく」をミッションにスマートクリニックの社会実装に向け同事業の企画・推進を担当。